鵜戸神宮、宮崎神宮、青島神社…。宮崎の神社色々。


今回、色々な神社を訪れる機会があった。
まずは宮崎神宮。旧官幣大社だったそうで、とても威厳のある神社だった。日本の初代天皇神武天皇」が祭神とかで、皇室や旧華族の方による植樹が多く行われている。隣にある宮崎県総合博物館や古い家屋をそのまま移築したたてもの資料館も見ごたえあって、半日は楽しむことができるのではないか。流鏑馬も会場が設営されていてびっくりした。敷地広すぎる!


鵜戸神宮。観光用路線バスで国道220号線を海岸線沿いに飫肥の方面に2時間ばかり向かうと鵜戸神宮だ。車が入れる場所から参拝の場所までかなりの距離があるので、足腰が丈夫なうちに行くべし。青い海と赤い鳥居のコントラストが美しくて感激してしまう。しかも本殿は洞窟の中というのだから、さらに驚いてしまった。

うさぎじるしの御朱印帳がかわいい。


ここで有名なのが、運玉。男性は左手、女性は右手で「運玉」と言われる陶器の丸い石を、亀の背中にみたてた海の中の岩の上に投げ入れる。入るか当たると願い事が叶うということだ。お金を支払うと5つの運玉を入手できるのだが、投げたら1コ目がいきなり亀の背中に入ってしまったので、お願い事をする暇もなかった。お隣にいらした方が拍手してくださったのはうれしかったけれども。その後欲が出たのか、1つも運玉投げは成功しなかった。まあ、そんなものか。周りの人たちがみんな健康で日常を継続できて無事だったらそれでいい。


次に青島。青島に至るまでの道は、いわゆる「鬼の洗濯板」と言われる、砂が波の形のまま固まったような、不思議な地形に囲まれており、それだけで風景が不思議な感じになっている。ここはアクセスがいいから観光客も多かったが、御朱印帳受付の方がジャージ姿でてきてびっくり。そして、(とくに頼んでもいない)お稲荷さんの御朱印も自動的にお願いすることになってしまう仕組みと、鳥居の内側にはみ出すくらいの勢いでお守りを売る台が出ている商売っ気の強さにまたびっくり・・・というか残念。


それでも、青島といえばこの神社であり、びろう、と呼ばれる木が生い茂る不思議な雰囲気の神社なので、行く価値はあると思う。

とくに有名ではないが「野島神社」というところにも立ち寄った。ここは、浦島太郎そっくりの伝承民話がある、1446年創立のこじんまりした神社。普段は人も常駐していない雰囲気だが、ここにも500年の歴史を誇るお神楽があるという。

宮崎旅行は、もっとゆっくりと予定を組んで出掛けるべき場所だと思う。また行きたいなぁ。