Joey Alexander@Miner Auditorium (SF Jazz Center)


SF Jazz Centerは、2013年に設立されたジャズ演奏を専門に行う文化ホールだ。SF Jazz Collectiveという、有名ジャズミュージシャンで構成されたジャズバンドの活動(とそのグループがリリースする限定CD)のことをフォローしていたので、このホールには前々から行きたいと思っていたのだ。しかし、イベントは通年で行われているわけではないため、いつも行きそびれていたのだった。

CDのバックナンバーも会場には売られていた。

今回、San Franciscoに用事があったので、何気なくスケジュールをみたところ、なんとあのジョーイ・アレクサンダーJoey Alexanderがライブをやるというではないか!
私はインドネシア出身の、この天才ピアニストのことが気になっていて、いつか観たいと思っていた。2F席でも下手したらブルーノート東京より高いチケットとなったが、迷わずチケットを購入した。
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ライブ前日の時点で、Webサイトの表示は「チケットほぼ完売」となっていたが、実際は開演10分前にチケット売り場に赴き直接確認したところ、ネット経由よりは席があいていた。どうやら、手軽なお値段のチケットから売れていくようだ。能楽堂も同じか。ホールだが飲み物の持ち込みは可能だ。入口でカクテルか何かを買って飲みながらきくこともできる雰囲気であった。

2015年から米国に移住して活動しているというJoeyだが、まだ15歳らしいたどたどしい司会っぷりがかわいらしい。ゲストが大物サクソフォニスト、クリス・ポッターCris Potterというのもすごいが、私はドラムがケンドリック・スコットKendrick Scottだというのもポイントが高かった。


観客の半数ほどがSF Jazzの年間会員で、年齢層は若干高めだった。BaliにMoment's Notice、"City Lights"、それに、クリスマスソングとして、"O Come, All Ye Faithful”なども演奏していたかな。実力に裏打ちされた15歳の演奏は、立派なジャズホールでも十分に観客を魅了していた。いいパフォーマンスを観たなぁ。幸せな想い出となった。

Tiny desk concertでもパフォーマンスしていたのて、余韻に浸りがてら観ている。