サンフランシスコで大流行のラーメン。MENSHO TOKYO SAN FRANCISCO

旅に出ていると、いや、別に旅に出ていなくてもラーメンが食べたくなる。ダウンタウンにいるならWestfieldの味千でもよいのだが、ショッピングモールのオープンスペースみたいなところなので、落ち着かない。そこで、もう一つの有名店に行くことにした。ユニオンスクエアからGeary Avenueを10分ほど歩いたところにある。ここに行くまでの間、テンダーロインという治安の悪いエリアをかすめるのがちょっと気になるが、通りをまっすぐ歩いていけばどうにかいけるだろう。


ぼちぼちとお店が並ぶ通りに、なぜか人がたくさん並んでいるところがあるのですぐわかる。ちょうど10名程度が並んでいたので、すぐに列がはけるだろうと思って並んでしまったのが運の尽き…1時間経っても全然列が減らないのだ。かといって、後ろを振り返ればもう20名は並んでいる。今さら後には引けない。
やっとお店の中がみえる位置に来たのでのぞいてみると、中ではお客が比較的ダラダラ過ごしている。日本なら、ラーメン屋に入ったら、麺が伸びる前にさっさと食べて店を出るのが普通だろうが、この国はどうやらそうではないらしい。だからこんなに回転が悪いのか。下手したらラーメンを2皿頼んで、ビールと一緒にゆっくり談笑している。

あと数人…というところで、メニューが回覧されてきた。なになに塩に抹茶に羊、担々麺、鶏白湯まで…麺匠シリーズのダイジェストという感じだ。

そして、こんなリミテッドエディションも。39ドルのA4和牛のせ。チップ入れたら5,000円近いお値段だ。「映える」だろうけれども、さすがに高級すぎるのでこれはあきらめて…迷いに迷って、米国のお店だけで食べられるという、唐辛子鶏白湯をオーダーしてみた。

辛さレベルの判断に困ったが、要はトッピングの唐辛子と唐辛子みそのコンビネーションでめっちゃ辛くなるようだ。あまりスープに溶かしすぎないようにしながら食べた。いやぁこれは美味しい。熱さも麺の固さもちょうどいい。値段だけは不満だけれども、海外であることを考えれば仕方がないか。大満足だった。辛いところ、少し残したけどね!

実は新宿ミロードの7階に麺匠シリーズがあるらしいので、ぜひ行ってみて比較したいところだ。ちなみに、年内かな、サンフランシスコに「蔦」という巣鴨にある有名ラーメン店の支店が出来るらしい。たまたま工事中のところを通りかかったので、ちょっと期待!