J-wave "Saude! Saudade"にて、Caetano Velosoの良さを再認識

J-Waveで毎週日曜日にやっているブラジル音楽を中心にヨーロッパやラテンの音楽を紹介する番組、Saude! Saudade(サウージ サウダージ)。JALがスポンサーをやっていた時は大ファンで、この番組をよく聴くばかりでなく、J-waveサウージ・サウダージ主催のブラジル音楽イベントにも一人でがつがつ言っていた。当時の東京には、サバス東京というブラジル音楽界の有名アーティストの音楽をシュハスコとともに楽しめるライブハウスがあって、(しかも、シュラスコを食べても確か6,500円とか、有名アーティストのライブでもとってもお安かった記憶がある)、確かサバスでもJ-waveイベントやっていたんじゃないかしら…と思い探していたら、中原仁さんの文章を見つけた。J-waveのことまでは書いてないから記憶違いだろうか。でも、かつて行ったライブを思い出すなぁ。
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しかし気が付けば土日もほぼ家をあける生活が続き、ラジオを聴くことも減った。そのうちこの番組のスポンサーは日本通運となり、司会も小野リサさんから滝川クリステルさんになっていた。ご無沙汰だったこの番組だが、コロナの問題でほぼ在宅となったため、最近またこの番組を聴くようになっている。

さて本日。たまたま聴いていたら、懐かしいカエターノ・ヴェローソCaetano Velosoの曲"TRILHOS URBANOS"が耳に飛び込んできた。私が知っているバージョンは女性コーラスが入っていたが、このバージョンはしっとりしているなぁ…と思っていたら、今年の1月にバイーアクラリネット奏者、イヴァン・サセルドーチIvan Sacerdoteとデュオで録音したものをリリースしていたことがわかった。

次に来たのが、"FORCA ESTRANHA"。私は、Gal Costaのアルバムでこの曲のことを知ったが、紹介されたバージョンは3人の息子とのライブ収録版。

そして、極めつけが"Nao Enche"。番組では MOSQUITOというサンバ歌手のバージョンを紹介していたのだが、久々に聴いたこの曲に心が震えた。いや、誇張ではなく、懐かしい感情が引き起こされた。

MosquitoとCaetanoの共演はこちら。

なんだろう、この曲のパワーの源は。なんだかとっても元気をもらったのだった。
À toa, vadia
Começa uma outra história aqui na luz deste dia D
Na boa, na minha
Eu vou viver dez
Eu vou viver cem
Eu vou viver mil
Eu vou viver sem

やっぱりいいなぁ、カエターノ。やっぱりいいなぁ、ブラジル音楽。


番組では、「白いDjavan」と呼ばれているらしい、Jorge Vercillo ジョルジ・ヴェルシーロという人も紹介されていた。Djavanの息子、Max Vianaはチェックしていたが、Djavanの線上にいるアーティストがいたとは。チェックしてみよう。いや、久々に色々なブラジル音楽を聴いてみよう。