ピーター・ドイク展@東京国立近代美術館

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ピーター・ドイクは、1959年、スコットランドエジンバラ生まれのアーティストだ。コロナのせいで会期が延期された美術展を観にいった。スコットランドの影響が大きいのかと思いきや、カナダやトリニダード・トバコで暮らしていた経験があることから、意外に南国風の画風もあって面白かった。あと、作品によっては、無意味に死体っぽい人が描かれていたり、寒そうな風景の中で湖に入っている人が描かれていて、ちょっと事件の香りすらした…。子供に、絵にまつわる物語を書かせるイベントをやっていたが、色々な想像力を掻き立てられる作品ばかりなので、さぞ盛り上がることだろう。いいアイデアだ。だれかとおしゃべりしながら鑑賞したい作品群だった。
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日本のニセコの広告をベースにして書いた作品や、ダムサイトの風景を描いた「ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ」という絵の色合いはすごく印象に残った。フラッシュを使わなければ写真撮影OKだったので一応いくつか写真を撮ってみたが、やはりあの2-3メートル四方の大きなキャンバスに描かれているからこその迫力もあるよね。
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地元の映画鑑賞会のために描いたポスターもポップでかわいかった。「おお、この映画のこのシーンを切り取ったか」という感じ。こちらはほんの一部。

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国立近代美術館には、素敵なレストラン「レストラン ラー・エ・ミクニ」があり、こちらにもちゃんと予約して行った。ゆっくりできるし料理は美味しいし最高の週末が過ごせること請け合いだ。