ケチャを考案したバルター・シュピースに関するメモ

バリ島が先だったか、この芸能山城組のパフォーマンスが先だったか…ケチャってついつい魅入ってしまう。
asquita.hatenablog.jp

このケチャ、実はロシア生まれのドイツ人芸術家、バルター・シュピースWalter Spiesによる創作だということは知られているだろうか。なんでも、バリ文化を紹介する1931年公開のドイツ映画のために、悪霊追放の伝統儀礼をベースに作り上げたらしいのだ。
シュピースも「アガマ・ヒンズー」を信仰するようになり、1927年からウブドに暮らしていたそうな。

昔のバリの様子をいくつか動画で見つけた。

映画Baraka バラカ~地球と人類の詩 (1992)にも冒頭にジャワのケチャが出てくる。

インドネシアに魅せられた外国人に作られた芸術とはいえ魅力があるのは、芸術の本質が残っているからなのかなぁ…と思ったりするのだ。あー旅したい。