いつからMonkに...?  最新のマヌーシュ・ジャズシーン、ここにあり。

パリはCluny la Sorbonneという駅の近く、カルチエ・ラタンと呼ばれる場所に、マヌーシュ・ジャズライブを定期的にやっている"Taverne de Cluny"というお店がある。私が行ったのは、2008年のこと。その日、お客さんはほとんどいなくて、私はここでTrio Garciaというバンドに出会い、ちょっとおしゃべりなんかもしたりして...懐かしい場所である。

さて、今日も動画めぐりをしていたら、"Monk 2000"とクレジットされている動画があった。はじめは、あの有名な「セロニアス・モンク国際ジャズ・コンペティション」の動画かと思ったのだが、何か雰囲気が違う...よくみると、ミュージシャンたちの背景には「MONK」という文字の下に「Taverne de Cluny」とも書いてある。もしかして、改名したの?
Facebookで確認する限りでは、2016年に名前を変えて、「MONK-Taverne de Cluny」となったらしい。5年も前に改名していたとは知らなかったなぁ。
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嬉しいことに、頻度は週一回程度ではあるが、このお店では相変わらず、マヌーシュ・ジャズライブも行われているようだ。2020年2月のライブ告知はこちら。有名どころがブッキングされているのは、ファンには嬉しい。
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こちらは、その2月に行われたアンジェロ・ドゥバールAngelo Debarre、マチュー・シャトレンMathieu Chatelain、そしてアンジェロの息子、ラーンギ・ドゥバールRaangy Debarreのトリオライブの模様だ。"Anouman"っていい曲だよね。

この、"Appel Indirect"も好き。

2月には、Romain Vuillemin & Serge Merlaud というデュオも出演していた。私は知らないギタリストだが、後学のためにこちらにメモしておこう。

では、2016年前の背景のデザインはどんなだったか。ここに、マチュー・シャトレンMathieu Chatelainとアドリアン・モワニャールAdrien Moignardのライブ映像があるのでみていると...そうそう、私が覚えているのはこちらの背景だ。

店名が少し変わっても、相変わらずマヌーシュ・ジャズをライブでみられる環境にあることを知ってよかった。しばらくは旅に出るのは難しいとは思うが、またパリに行く機会があったら、訪れてみようと思う。