タイ東北部の歌謡曲、ルクトゥンのテンションがいい感じ!

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ラオスに行く機会が多かったせいもあり、ラオスやタイ東北部あたりで流れている昭和歌謡みたいな音楽が好きだった。モーラムとかルクトゥンとかいわれる音楽だ。(一緒にしたら叱られる類のものだと思うが、とりあえずざっくりとこのように言わせてください)

昨年くらいだろうか、BLACKPINK唯一のタイ人メンバーLISAが、バラエティ番組で踊っていた曲が非常に話題になっていたことがあった。カニダンス(Crab Dance)とか呼ばれていたが、実際はアイドルが踊るのはどうなんだろう感じの、ちょっと卑猥な歌詞らしい。タイ語がまったくわからないのが救いだろう。「オニィピピピピ...」といっているように聞こえるのだが、原曲はปูหนีบอีปิ (Poo Neep E-Pi) という曲で、 พร จันทพร พอดีม่วน Pornchantaphon Fitmuan(ポンジャンタポン・フィトムアン)という人が歌っていることがわかった。

こうして一度いろいろと探し出すと、いろいろと気になる曲が出てくる。たとえばこのSou Sirykaという人。どうやらカンボジアの歌手らしく、ラッパーのB.O.Bという人をフィーチャーしている。歯の矯正がなかなかすごくて、別の意味でも印象に残るPVだ。

あるいはこの人。Kratae Rsiamという人かしら。2015年には代々木公園のタイフェスにも来ていたみたい。
www.thaich.net

曲名สาวดอยคอยปี้ を翻訳かけると"Doi Khoi Pee girls"と出てくるのdが、このpeeってお小水のピー? いやまさかね。というわけで翻訳の精度も悪く何言っているのだかわからないのだが、「コイピー♪」というリピートが耳に残ってしまい、テンションがあがる。PVも民族衣装で楽しいし、ずっと眺めてしまう。

そしてこの人、Yinglee Srijumpol(インリー・シージュムポン)。Suk Ngakという曲、PVの衣装のインパクトもさることながら、サビの部分が印象的だ。「Sgnak sgnak sgnak....」みたいに聞こえるのだが、歌詞をGoogle Translationにかけてみたら、意味がわからない。いや、これは、いったい何の曲なんだ!  シュールすぎてわけがわかりません。

洗濯、くすくす笑い、くすくす笑う、くすくす笑う、失う

洗う、ラグ、ラグ、悪化させる
ファン 私は自分の顔が追加されて洗われているのを見ました。
さて、やってみましょう。 肝臓を食べたいです。

彼女の一番のヒット曲がこちら。2013年にリリースされた、ขอใจเธอแลกเบอร์โทร (Your Heart For My Number) らしい。最近のアイドルもカバーするようなヒット曲とのことだ。

ルクトゥンの何がそんなにいいのか考えると、ノリの良さと歌手の歌唱力の高さに尽きるのかな。どの歌手も、声がとても良い。ただ、寝る前に聴いてしまうと、どうもテンションが高くなりすぎて眠れなくなるという問題もありますな。そして、情報収集が難しいのも問題。そもそも文字がわからないので、良い曲に出会ってから歌手を探し当てるのが大変だ。正しい読み方もわからない。しかも検索の苦労の割に英語や日本語の情報が少なすぎる。それでももう少しタイの音楽のことも知りたいと思った。
ja.wikipedia.org