2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Les Doigts de l'Homme(レ・ドワ・ドゥ・ロム)のライブがTSFJAZZ Jazz Liveで

TSFJazzは私が最近気にいっているPodCastだ。この中のライブ生中継番組"Jazz Live"は、今年に入ってからすでに10回近く更新されている。記憶に新しいところでは、Samy Daussat TrioやRomaneとStochelo Rosenbergのコンビのライブなども放送されており、番組…

新春名作狂言の会@新宿文化センター大ホール

もう14回目となるらしい、表題の恒例イベントに行ってきた。東西それぞれのスタイルの狂言を一気に観られる上に、和泉流の野村萬斎、大蔵流の茂山千三郎が直々に解説をしてくれるというゼイタクさ。それに、和泉流は何度か観たことがあったが、大倉流の茂山…

ぐるりのこと(梨木香歩)

ぐるりのこと (新潮文庫)作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 35回この商品を含むブログ (106件) を見る タイトルをみて、あの映画「ぐるりのこと。」が思い浮かんで、「原作かな?」と手に取った。…

セルビアのヒップホップデュオ、Monteniggers(モンテニガーズ)を懐かしむ

セルビア共和国から一時帰国中の某氏を囲んでの、プチ同窓会。かの国は、私たちが訪問した当時は、NATO軍が駐留中の「ユーゴスラビア連邦共和国」だったのだが、その国も今はないと思うと感慨深い。 当時、ある目的を持ってベオグラードから、ボスニア・ヘル…

La Marseillaise〜仏国歌ラ・マルセイエーズのマヌーシュ・ジャズversion

私が通っていた高校では、明治時代より、3年生になると体育祭でラ・マルセイエーズに合わせて宮廷ダンス?(カドリール)を踊り、人文字を作るという風習があった。この風習がスタートした当時は、女子教育の過程においてこの踊りが流行ったときくが、今もや…

Vinicius Cantuaria & Bill FrisellのNew Morningでのライブ映像。

最近ものすごく愛聴しているPodCastがある。ビル・フリーゼル(Bill Frisell)とヴィニシウス・カントゥアリア(Vinicius Cantuaria)がパリのNew Morningで行ったライブの模様を収録したものだ。そもそも、TSF Jazzは、フランスのジャズライブを日本にいながら…

101e anniversaire Django Reinhardts-ジャンゴ・ラインハルト生誕101周年

さる1月23日は、ジャンゴ・ラインハルトの誕生日。昨年は100周年記念イベントが世界各地で盛り上がったが、今年はどうだったのか気になってちょっとみていたら、88年もの歴史があるロンドンのジプシー・スウィング専門バーLe Quecombarでは、今年は4日間にわ…

"Les invités d'Arièle" アリエルの訪問者はGiovanni Mirabassi!

音楽家として、またジャーナリストとしても活躍するArièle Butauxがホストとして色々なミュージシャンを迎えるというRadio Franceの公開録音番組に、Giovanni Mirabassi(ジョバンニ・ミラバッシ)が迎えられた。 メンバー Nicolas Bacchus (chant et guitar…

Intel with SNSD-少女時代がインテルの広告に採用!

インテルの新製品"Second Generation Intel Core Processor Family"の発表を皮切りに、アジアのコンシューマ向けキャンペーンに少女時代が起用されることになったらしい。これはすごいよなぁ。あのCMの最後のサウンドロゴ"パンッ、パパパパン"っていうのも、…

ポスト・モンティパイソン? BBCのコメディで考える

先日、モンティ・パイソン系統の新たなコメディを発見した。その名は"BIG TRAIN"。1998年にシリーズ1を放映、2002年にはシリーズ2が放映されたものの、あまり人気は出ず、それでも1999年にはBritish Comedy Awardsの""Best 'Broken Comedy' Show"を獲得した…

Michelle Shaprawは人気が出るんじゃなかろうか。

昨日、一瞬聴いたJ-waveで一"耳"惚れしてしまった。それが、このMichelle Shapraw(ミシェル・シャプロウ)の"Down Back to Earth"である。 すでに歌手として、またプロデューサーとしても活躍しているらしく、BBC Londonでトップ1に輝いたり、ジャイルス・…

石田節子のきものでおでかけ(石田節子)

石田節子のきものでおでかけ (新潮文庫)作者: 石田節子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (6件) を見る 石田節子氏は、着物スタイリストとしてファンが多いんじゃないかしら。彼女が着物と…

ライブのポスターばかり集めた楽しいサイト

GigPosters.com - gig posters, flyers and handbills from around the world! ここは、ライブのポスターばかりを集めたWebサイトである。ここで、偶然Django Reinhardtデザインのものを見つけた。米国のサイトなのにジャンゴとは、珍しいと思ってしまった。…

沖縄美味のナ・ン・ダ?(沖縄ナンデモ調査隊)

冒頭部のカラーページに掲載された、現地の魚やら野菜やらの図鑑に惹かれて買った本だと思う。実際は、沖縄料理のいろいろな蘊蓄が書かれたエッセイ集だ。 たとえば、チャンプルーとイリチーの違いとか、豚はどの部分を食べるのかとか。読み物としては読み応…

スリ(ジョニー・トー監督)

スリ [DVD]出版社/メーカー: ビデオメーカー発売日: 2010/05/07メディア: DVD クリック: 28回この商品を含むブログ (34件) を見る (2008年、Johnny To、香港、Sparrow) 香港を舞台に働くスリ4人組が、ある美しい女性と出会い、ちょっとその関係性に異変が…

高尾山ゆる散歩④何でもかんでも願ってみる

高尾山にはお墓がないから檀家がなく、その分ファンドレイジングのために、色々なトレンドをきっちり汲みながら祀るものを増やしていった結果、比較的なんでも願いが叶う仕組みになっているらしい。 薬王院大本堂前には、くぐると願いが叶う「何か」が。 あ…

高尾山ゆる散歩③杉苗奉納さぶちゃん、薬王院大本堂

さて、さきの神仏等で賑やかな場を抜けててくてくあるく、高尾山は有名な人々の句碑・歌碑がてんこ盛りらしいが、あまり目を向けなかった。むしろ気になったのはこれ。 杉苗奉納者リストで、企業の次に名を連ねているのが北島三郎氏! 八王子市が住所になっ…

高尾山ゆる散歩②36童子、神変大菩薩、仏舎利塔等

薬王院飯縄権現堂に向かうまでの両脇に、「三十六童子」がずらっと並んでいる。一体一体持っているものとか表情も違ってかわいい。でも写真を撮ったこれが"何童子"なのか、よくわからない…まあいいや。一番かわいかった童子ということで。 御本尊に向かう途…

高尾山ゆる散歩①蛸杉、天狗焼、シモバシラ

高尾山パークボランティアの皆様にお世話になり、ゆるゆる高尾山登山に行った。数年前から、昔の会社の上司を中心としたチームで高尾山登山をしていたが、これはある意味本格的なものだった。今回のは、高尾山に祀られる神仏やら石碑を楽しみながらのお散歩…

"Women are heroes."キーワードは、女性、紛争、写真、潜入芸術、賛歌…

今週からフランスで公開されている表題の映画のトレイラーをみた。シエラレオネのある女性が、戦時中に行われたレイプ体験を語るシーンが切り取られているが、胸に迫るものがある。 本映画の監督であり、写真家、現代芸術家として活躍している27歳のJRJR - A…

ジャンゴの曾孫、Levis-Adel Reinhardtの"Love for Sale"が素敵

1927年に設立されたSalle Pleyel(サル・プレイエル)は、ワグナーにストラヴィンスキー、ドビュッシーにラベルなど、世界に名だたる有名音楽家が演奏したことでも知られる、フランス・パリのコンサートホールだ。(どんなにすごいホールかは、国立楽器さん…

造花の蜜(連城三紀彦、著)

造花の蜜〈上〉 (ハルキ文庫)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2010/11メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (21件) を見る造花の蜜〈下〉 (ハルキ文庫)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2010/1…

米国の「2010年の単語」は、これだ。

日本では、1995年以来、年末ごとに財団法人日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」の発表や、1984年からやっている「新語・流行語大賞」がすっかり定番化している。一方、米国では、1990年以来、American Dialect Society(米国方言協会)というところが…

ローマで語る(塩野七生×アントニオ・シモーネ)

ローマで語る作者: アントニオ・シモーネ,塩野七生出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2009/12/04メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る イタリア史の著書で名高い塩野七生とその息子が映画について語ったものを…

風龍MAX 新宿東口店

久々にトンコツラーメンやさんに行った。最近は、濃かったり脂っこかったりするラーメンはどうも苦手なのだけれども、「うま玉とんこつラーメン」というのを頼んだらあっさり食べられた。のりの上にのっている特製の薬味「黒しずく」も、見掛けは辛そうだっ…

Le Festival Djangofollies(ル・フェスティヴァル・ジャンゴフォリー)、ベルギー全土で今年も開催

気がついたら、国を問わずライブ案内が再現なく来るメールアドレスになっている。今週はじめに受け取ったのは「あるライブを"Le Festival Djangofollies"の枠内でやります」というものだ。そもそも、私はニッポンにいるってことを配慮してくれ…という気持ち…

シチリア! シチリア!

(Baarìa、監督:ジュゼッペ・トルナトーレ、2009年、イタリア) 150分を超す超大作。たぶん、「シチリア島の美しい風景がみられる映画だわぁ」なんて思っていると、期待を裏切られることになるかもしれない。実際は、トルナトーレ監督の故郷であるシチリア…

TALKIN' ジャズ×文学(小川隆夫×平野啓一郎)

TALKIN’ジャズ×文学作者: 小川隆夫,平野啓一郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2005/10/14メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見る タイトルをみて、「マイルス好きな2人なのかな」どうやら本当にそうらしい。小川隆夫氏…

Giovanni Mirabassi Trio とブルーノート東京

Giovanni Mirabassiの新作アルバムはどうなってるの? - 空間Annex 「Giovanni Mirabassiの新作アルバムはどうなってるの?」 先日ちょっと書いたが、とうとう"Giovanni Mirabassi Trio"が昨年4月にブルーノートでの演奏収録したアルバム"Live @ The Blue No…

"Gypsy Jazz Odyssey" A.ポンティチェリ氏の3本指プレイはいかに!?

"Gypsy Jazz Odyssey"は、Eric Henemann監督による、シカゴのギタリストAlfonso Ponticelli(アルフォンソ・ポンティチェリ)と、彼が2001年に結成したSwing Gitan(スウィング・ジタン)というグループの、ジプシー・ジャズ追求の旅を追った、75分もののド…