北京-「武夷山茶荘」で烏龍茶飲み放題


北京市朝陽区 佳億服装市場左側、昆倫飯店向かい
(+86) 10-6462-4186

友人の紹介で訪問。店舗に向かって左が、ティーサロンになっており、右がお茶屋さんの店舗だ。お茶屋さんのほうは、「ルノワール」並みのお高さで、お茶受けに至るまで課金されるが、雰囲気はとても良い。個室に案内されたため、ゆっくりと落ち着ける。お湯もガンガン追加していただけるので、のんびりしたければお勧め。

隣接のお茶屋さんでは、棚にずらりと並んだお茶を指定すると、試飲をさせてくれる。

写真向かって右に座っているお姉さんが、こちらがリクエストするままひたすらお茶をサーブしてくれる。蓋碗とガラス製のカップを、お茶によって使い分けている模様だ。ちなみに、向かって左にいるのは、お客さん。お茶を大量に購入していった。

私が狙っていたのは、台湾の阿里山金萱(ありざんきんせん)茶。北京で買うべきなのか迷ったが、値段も50g80元ほどで、安かったし、もともと大好きなお茶だから。ところがこのお茶をサーブしてくれた女性が福建省の出身で、どうしても福建省のお茶を進めてくる。何種類か試飲したが、どれもあまり好きなものがなかった。このまま台湾茶を買うのも何か悪い気がする。そこで、試飲ついでに飲ませてもらったのが「単叢」と呼ばれる種類のお茶である。

単叢とは「一本の茶樹からとれた茶葉だけで作ったお茶」のことを示すらしい。とりあえず、お店の人の勧めで「鳳凰単叢」というお茶を試したら、これがなんともフルーティーでおいしいのだ。缶付きとはいえ50g180元とお値段ははったが、これを買うことにした。いやはや、まさかこんないいお茶に出会えるとは、たくさん試飲してよかった! せっかくお茶さんに行くなら、思う存分試飲して、これ、というものに出会うのがいいね。