ブルハン・オチャルは、トルコのジプシーファミリー出自のパーカッショニスト。タブラ、キョス、ベンディールなどの打楽器以外にも、ディワン、タンブール、ウードなどの弦楽器も弾きこなし、さらに歌まで歌うとか。残念ながら、プロフィール上に上がってきている楽器類、半分も知らないけど…。
とにかく多才の人である、ということらしい。
伝統的な音に合わせると、こんな感じ。トルコ古典音楽「Sehnaz Longa」。女子十二楽坊「自由」の元ネタだといわれる。
タブラだけでベリーダンスと競演。これもかっこいい。
思いっきりクラブっぽい音だと、これ。
Trakya All Starsという、バルカン半島東部エリアの伝統音楽グループとユニットを組んだり。
モントルー・ジャズ・フェスティバルでは、マーカス・ミラー(Marcus Miller)と競演。
同フェスでは、モルドヴァ出身のバイオリニストPatricia Kopatchinskaia(パトリシア・コパチンスカヤ)、トルコのピアニスト、ファジル・サイ(Fazil Say)と競演、サイの18番であり自身が編曲した「トルコ行進曲ジャズver.」を演奏。
いろいろな人と演奏を行い、どんどん進化を遂げていくミュージシャンは魅力的だと思う。きちんと聴いてみたいアーティストとして記憶しておこうと思う。
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