太陽のトマト麺

http://taiyo-tomato.com/
前から気になって気になって仕方なかったラーメンやさん。最近、白米摂取量がやたら多く、ムショウにラーメンを食したい気分だったため、四谷2丁目の支店に行ってみることにした。ドアにかけられた"Open"のサインはイタリア国旗の色をしている。店内を満たす香りも、「ガーリック」って感じだ。

このお店の麺メニューは、主に「トマト麺系」と「鶏パイタン麺系」の2系統のようだが、店名がトマトってついているくらいだから、迷わずトマト麺系の基本、「太陽のラーメン」730yen也を注文した。これに、味付タマゴと、ゴハン「らあリゾ」っていうのを付けてみた。

やってきたラーメンは、まさに真っ赤なトマトスープに浸っていて、そこに味付けタマゴがまるまる乗っかっている。コマツナみたいな青菜(Webサイトによると江戸菜、というものらしい)と、鶏肉のスライスが、バラバラと上に乗っかっているものの、トマト色が濃すぎてよくみえない。麺は白っぽくて細くてアルデンテだった。

結論からいうと、これはラーメンじゃない。ラーメン食べたい気分は満たされなかったが、斬新なメニューとしては悪くない。麺よりも気に入ったのが「らあリゾ」。いわゆる「ラーメンライス」だが、ただの白米ではなく、上にフライドガーリック(たぶん)とドライバジルがトッピングされていて、このトマトスープにやたらと合うのだ。というわけで、ほとんどトマトスープを飲み干してしまったのだった。おかげで、私は今ガーリック臭に満たされているらしい。大切な会議の前に食さないほうがよさそうだ。

そうそう、味付け玉子は、中の半熟度合が完璧の逸品だ。これだけでも価値あり。ただ、鶏パイタンには合うかもしれないが、トマト麺向きではないかもね…トマト麺にはむしろ温泉卵を乗っけたいところだ。