トルコとハトの関係


アンカラにて。朝、ホテルの窓を開けると、外にはトゲトゲの物体がびっちりと敷かれていた。なんだこのトゲは。はじめ、自殺防止柵とか、とにかく人間がテラスに上らないための防止策だと思っていたのだが、翌日目覚めたら、その理由がわかった。


ハト防止、ということだったんだ!
もっとも、そこらじゅうハトのフンだらけ、このトゲトゲは何の役にも立っていなさそうだ。

トルコでハトといえば、カッパドキア地方ウチヒサールあたりの「鳩の谷」というのも行った。あのカッパドキアの奇石に鳩のすみかになるような小さな穴が人の手によってぽこぽこあけられていて、おびただしい数の鳩が行き来している。この穴にたまった鳩のフンを、ブドウの有機栽培のための肥料に使っていたようなのだ。カシコイ!

ただ問題は、その「鳩の谷」の写真を撮影したのかどうかもよくわからない、ということだ。ハトと一緒に写真を撮っておかないといけなかったんだね!