以前、ブローダーハウスでみた萱森直子氏のごぜ唄ライブのことをここにメモったが。
http://d.hatena.ne.jp/asquita/20100301/1267398585
別件での探し物途中に、NHKの視覚障害者向け音声番組のアーカイブを発見。そのなかに、最後のごぜさんといわれ、無形文化財の指定を受けた、小林ハルさんの生音声、生ライブ音源を発見した。2005年4月に105歳でお亡くなりになった彼女を偲んで組まれた特集番組のようだ。ごぜの取材を続けてきた川野楠巳氏や、小林ハルさんのお弟子だった萱森直子氏のインタビューも入っている。
http://www.nhk.or.jp/fukushi/shikaku/507.html
つねに「お客様は喜んでくれたか否か」を気にし、つねに他の人のことを考えているような人、それが小林ハルさんの生き方だったとか。そういう心意気が、その唄と三味線に現れているような気がして、30分くらいの番組だが、感動をもたらしてくれた。
