眉山(さだまさし、著)

眉山 (幻冬舎文庫)

眉山 (幻冬舎文庫)


徳島県じゃいままさに阿波踊りまっさかり。そんなこの時期にふさわしいのが、徳島県を舞台にした本作だ。至るところに阿波踊りの描写がある。ストーリーが阿波踊りの山場とともに進んでいく感じなのだ。

最近は、もっともっと内容に深みのある小説をたくさん読んでいるので、読み応えはイマイチというか、すぐに読み終わる。阿波踊りの歌詞が繰り返し出てくるのも、なんだかページ稼ぎにみえてくる…。でも一方でぐっとくるようなシーンも出てくる。実際、何か所か涙しそうになったところもあった。

なんとなく、映画でみるほうがよさそう。