ZYDECO.JP / ザディコ
今年の「ライブ納め」は、ジャズ友A嬢に連れて行ってもらった、ザディコ・キックスのライブだった。場所は、ケイジャン料理がおいしい池袋のFree Flow Ranchというお店だ。彼女の誘いに興味を持ったのは、このバンド(というかジャンル?)がクレオール的である、という印象から。ただし、まったく不勉強、Zydeco(ザディコ)というジャンルがなんぞやということも知らずに赴いた。
ドラムス、ギター×2(うち一人はフィドルもプレイ)、それに、ボタン式の変わったアコーディオンに、二人のラブボード(もともと洗濯板だったものをフォークでこすって楽器にしたというものらしい)という編成。第一印象は、韓国のポンチャックぽいと思ったのだが、リズム的にはスカに通じるものがあるような。
このバンド、ザディコのスタンダードに自ら日本語歌詞を付けて演奏しているそうだ。にもかかわらず、というか何と言うか「クレオールな感じ」は満載。のりやすいリズムに、合いの手の掛け声も独特で、クセになりそうな音楽であった。お店が満員過ぎて身動きが取れなかったので、踊ることが叶わなかったけれども、この音聴いたらだれでも踊りたくなること、請け合いでしょう。衣装に使われていた、ザリガニ柄のエプロンもとってもキュート。(周りの人にきくまで、ロブスターだと思っていたのだけれどもね)
感想がシンプルなのは、単に年明け前のこの時間帯でちょっとアセっていろいろこなそうとしているから…。とりあえず第一印象だけここに書き留めて、また来年ライブに行ってみようと思う。