La Marseillaise〜仏国歌ラ・マルセイエーズのマヌーシュ・ジャズversion

私が通っていた高校では、明治時代より、3年生になると体育祭でラ・マルセイエーズに合わせて宮廷ダンス?(カドリール)を踊り、人文字を作るという風習があった。この風習がスタートした当時は、女子教育の過程においてこの踊りが流行ったときくが、今もやっている学校がどれほど残っているかは疑問だ…。
そんなわけで、私にとってこの曲には「卒業」と強烈にリンクした妙な思い入れがあるのだが、フランス語を始めて間もなくこの曲の歌詞を知ったら、あまりにも血なまぐさくて愕然とした記憶がある。
私は"Django 100"という企画CDの中に入った、マヌーシュ・ジャズ版の"La Marseillaise"を、ある種の思い入れを持って聴くのだが、その動画があったので思わず見入ってしまった。
メンバーは、Romane、Boulou & Elios Ferré、Mathieu Chatelainという4人。あの勇ましい戦争鼓舞ソングも、マヌーシュ・ジャズで聴くとだいぶマイルドな響きになると思うのだが、どうだろうか。もっとも、このリズムでカドリールを踊るのは難しいと思うけれどもね。