イタリア発マヌーシュ・ジャズ・プロジェクト "Manomanouche(マノマヌーシュ)"

Era milonga

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http://www.manomanouche.com/
マヌーシュ・ジャズの魅力をもっと広めよう…という目的を掲げ、普段活動領域を異にするミュージシャンが集まって結成されたプロジェクトが、この「マノマヌーシュ」だ。プロジェクト名の意味は、「マヌーシュの手」という感じ? イタリア発のこのプロジェクトの名前で、デュオ、カルテット、トリオ、クインテット、ボーカル付き…とさまざまな編成のもといろいろな国のアーティストが協業し、ライブをやったりアルバム出したりしている。アルバムも2001年の結成以来12枚とは、けっこうな数だ。
ジャンゴ・ラインハルトの音楽を基本に置きつつも、イタリアの古典歌謡やバル・ミュゼット、いわゆるジプシー民謡などの融合音楽という感じかな。絶妙な混ざり具合に、すっかりお気に入りとなった。
この動画は、マノマヌーシュ・カルテット。たぶん、Nunzio Barbieri(g), Luca Enipeo(g), Max Pitzianti(acc.), Jino Touche(B)という編成かな。北京のイタリアジャズイベントに招かれたときの演奏らしいが、派手なテクニックはないものの、とても素敵だと思った。

日本ではイタリアジャズイベントでマヌーシュ系のジャズグループが招かれたのをみたことがないので、珍しいなと思った。今年は活動10周年の彼ら、そろそろアジアツアーでもやってもらって、日本にも来ないかな…。