Sous Son Nuageのライブ@千駄木Petticoat Lane

[Sous Son Nuage]http://www.myspace.com/soussonnuage
久方ぶりにSous Son Nuage(スーソンヌアージュ)のライブに行ってきた。マヌーシュ・ジャズってなかなかナマで聴くチャンスもないし、先日西荻あたりで行われたらしいジプシースウィングフェスティバルにも行けなかったから、そろそろ生演奏を注入しておきたかったのだ。このジャンルが好きなので、日本でもカフェのようなゆるい空間で、期待どおりのクオリティで音楽が聴けるのは非常にありがたい。今回は、2年前くらい前に時間つぶしに中野で一緒にCDをあさった際、ジャンゴのベストアルバムをお勧めしたらそれを気に入ったといっていた趣味仲間と行ってきた。
彼女がmixiに感想を残していたのだが、「音楽とか、楽器に対する愛情みたいなのが伝わってきて、こういう空気も伝わるんだなぁ」という趣旨のことを、もっと素敵な文章で書いていた。なお、私が好きな音楽を聴くとき(とくにジャズね)ついついやっちまう、指やら足でコツコツとるリズムも彼女の周辺のライブの空気を作っていたとかいないとか。そういうのは、控えめじゃないとダメだね…ゴメンナサイ。
ところで、今回のライブではこのグループのレパートリーだと思われる、ジャンゴ・ラインハルトの"Danse Norvegienne"という曲を聴くことができて、非常に和んだ。これ聴くと、ものすごく癒されるのだ。でも、昨日、marcelさんがブルターニュダンスを観たというblog2011-05-21 - marcel’s blogの記述をみて、ふとタイトルになっている"ノルウェーダンス"が気になった。

そうだよね、予想どおり、フォルクロアってのはまあこんなのだろう。でも、これが"Danse Norvegienne"という曲になると、なぜか癒しと化す。

danse(踊り)ってよりは、rêverie(夢)というか白昼夢的だ。もしやフォークダンスじゃなくて、何か別のスローダンスがあるんだろうか。ちょっと気になるところだ。