Thomas DutroncのキュートなPV

Thomas Dutronc(トマ・デュトロン)は、かの有名な女優Françoise Hardyフランソワーズ・アルディ)とJacques Dutronc (ジャック・デュトロン)の息子さんだ。才能ある二人の子供がミュージシャンを生業とするのは理解できるのが、彼が惹かれているジャンルは、なぜかジャンゴ・ラインハルトであり、演奏しているのは自分流のマヌーシュ・ジャズなのだ。
私が彼の存在を知ったのは、映画「ベルヴィル・ランデブーLes Triplettes de Belleville」のサントラの演奏だったのだが、その後出たアルバム"Comme un manouche sans guitare"は、ジャケットが華やかだったこともあり、思わず購入しまった。

収録曲の歌詞がトリッキーだったりコミカルだったりしたので、すっかり楽しませてもらっていた。そして、最近はこのアルバムのことなんて忘れ去っていたのだけれども、先日、このアルバムに入っていた曲のPVを見つけた。

マヌーシュ・ジャズ系の音楽でそもそもPVがあるのも珍しいが、本人がギター演奏している映像がまったくないというのは、思い切ったなぁ。 なにせ、「ギターを持たぬマヌーシュのように」ってタイトルだから、ギターなしのPVになるのは当然かな!?