2011新宿エイサーまつり


エイサーというのは、旧暦の7月15日に行われる沖縄の盆踊りのこと。新宿で毎年やっているこのお祭りに、今年初めて行った。沖縄出身の友達と一緒だったので、詳しい解説付きだ。
音楽に合わせて大太鼓や締太鼓を振り回し踊りながら叩く、というのが基本スタイル。(友達は太鼓って言ってなかったな、なんだっけ)。この音楽をナマで演奏する、伝統的なチームのものが、私好みだった。あと、短い絣の着物を着て踊る女性群団もかわいかったなぁ。手踊りというらしい。
私の中でツボだったのが、京太郎(ちょんだらー)さん。着ているのは芭蕉布の着物。これに、カツラかぶって白塗り化粧し、腰にはドジョウすくいみたいなカゴをぶらさげて、これで観客を盛り上げるらしい。友人いわく、ちょんだらーはいわばチームの指揮者みたいなもので、チームを仕切りながら、観客(そしてとくに子供)にもちょっかいを出すとか。

友人も私も、湧川青年会のちょんだらーさんがお気に入りでした。子どものちょんだらーさんも、なかなかいい仕事していた。
地元民的には、観客のノリが沖縄ほどよくないのがちょっと不満だった様子。でも、それぞれのチームに個性があって楽しかった〜。とくに好みだったのは、伝統に則っていた湧川青年会と、与論島の文化も取り入れたという舞弦鼓(友人は、使っている民謡が沖縄ではないことに反応していた)、沖縄からはるばる出場した創作系の創作太鼓衆美らさも、動きが大きくて魅力的だったかなぁ。
いつかはちゃんと地元の大きなエイサー大会を観てみたいものです。