友人が元職場を訪問している間に、ジャカルタのメインストリート上にある博物館に行った。入場料は忘れたが、たぶん100円もしなかったように記憶している。
エントランスを突っ切ると、中庭が広がっており、この周辺には夥しい数の仏像が無造作に置かれている。「所狭しと並ぶ」とはこのことだ。
解説もほとんどないため、知識がないとつらい、かな…
こんな具合だ。
何やら足元にスカルがびっちり並んでいる像に喜んだり、ガネーシャ像のバリエーションを見つけてほくそえんだりしていたが、とにかくインドネシア文化の知識がまったくないため、だんだん疲れてきた。もちろんクーラーなどきいていないし。
詳しい人、これは何なのか、教えてほしい。
もう心が折れ掛けて、あと2時間どう過ごそうか…と考えあぐねていたところ、新たな道を発見。インドネシアの文化の成り立ちがきちんと体系だって解説され、展示もされている場所。余談だが、クーラーだってきいている。どうやら博物館のメインはこちらだったらしい。
たくさんのチビッコたちが見学に訪れている。
個人的に興味があったのは、文化圏によって異なる様々な楽器。笛もたくさんの種類があった。
あとは、Topengと呼ばれる、民族舞踊で用いられるお面の数々。楽しくてかなり長い時間お面をみていた気がする。
私がなぜこの赤ら顔に興味を持ったか、覚えていない。何かあったはずなのだが…。まあ、いつか思い出せるだろうか。
中国とインドネシアの関係性がわかる特別展も開催しており、多くの人でにぎわっていた。
結論。2時間ではとてもじゃないが観終わることができないくらい、充実した博物館でした。
これは、エレベーターホールにおかれていた、シュールな像。なにか宗教的意味合いでもあるのだろうか。