写真家Joe McNallyの911メモリアル写真展 FACES of GROUND ZERO 10yrs later


たまたまニューヨークのタイム・ワーナー・センターにて、FACES of GROUND ZEROという写真展をやっていた。展示されているのは、元LIFE誌の専属カメラマンだったJoe McNally氏の作品とビデオインタビュー映像だ。
この方は、10年前の911直後に、世界最大にして唯一のポラロイドカメラを使って、911の被害者やボランティア、消防士や警察など、この事件で人生が変わった人たちを撮影した。あれから10年経って、もはやそのポラロイドカメラも存在しないなか、今度はニコンD3Xを使って、同じ被写体を撮影するとともに、インタビュー撮影を行ったとのこと。
被写体の中には、どうしても装備がすごい消防士や軍人、警察官の姿が中心的となるなか、ギリシャ正教会の大司教が不思議な目立ち方をしていて印象的だった。
McNally氏のブログでは、写真展の裏舞台のことが書かれていておもしろい。
Joe McNally’s Blog
あと、LIFE誌の911スペシャルエディションにも、McNally氏によるこのシリーズの写真が文章とともに掲載されており、見応え(というか読み応え)はある。