Penn Stationから電車で一時間ほどいったロングビーチにて行われていたサーフィンの大会をみてきた。NYでは初開催らしい、「Quiksilver Pro New York」だ。
大会の開始日は9月1日だったが、8月前に話題になっていたハリケーンのせいで、ブースが必要なライブイベントなどはすべてセットが解体され、中止になったらしい。それでもスポンサーであるQuicksilverのショプは浜辺にどかんと建てられ、大賑わいだった。ハリケーン効果で、波の状態は絶妙だったようだ。
ところで、この大会中は、入場料を払わないとビーチに入れないようになっている。(それでもQuicksilverやらRoxyのショップまでは無料で入れるところが心にくい)。お金を払わないと、サーフィン会場との距離感はこんな感じ。
それが、20ドルくらい払うと、こんな間近でみられるのだ。
この時はまだ大会参戦権をかけた試合?というわけで、いろんなレベルの人が波に乗っている状態でもあり、普通にみているのでは、だれがだれだかさっぱりわからないのだが、ビーチには巨大なDJブースがあって、実況中継がなされる。お好きな向きは、だれがどういう状態なのか、大体わかるんだろうな。
でも、サーフィンがわからない私には、浜辺の観察のほうが楽しかったりもする。子供向けにヒッピーのようなヘアアクセサリをつくるイベントなどが行われていたため、子どもはみんなヒッピー化している。
あとは、奇妙な、あるいは見事な刺青を見つけたりして楽しんでいた。ところでこの刺青、どんな意味があるんだろう。「官材老」という文字に木へんだのにんべんだのパーツが寄り添っているのだが。
もちろん、サーフィンもみた。主催者は日々YouTubeで選手のインタビュー番組を流しており、これを思わず観てしまった。ソーシャルメディア使いが巧みなあたりは、さすがだと思う。