幻?のDjango Reinhardt Group "Jazzwoche Burghausen 2003" の出演映像


http://www.b-jazz.com/
「Internationale Jazzwoche Burghausen」とは、ドイツのブルグハウゼンという街で毎年行われている、長い歴史を持つ国際ジャズフェスのことらしい。ドイツ語がわからないので、このJazz"woche"の部分が何を意味するのかはよくわからないが。
2003年には、Django Reinhardt Groupというバンドによるステージがあったらしく、たまたま彼らのライブ映像を見つけた。お好きな向きならピンとくるバンド名ではあるが、きいたことはない。メンバーをみてみたら、けっこう有名どころが混じっているではないか。
Angelo Debarre(g)/Ludovic Beier(acc)/Brian Torff(b)/Steve Demeter(g)/Martin Taylor(g)/Florin Niculescu(vl)/Gerry Niewood(as)、といった具合だ。Brian Torff氏とGarry氏はこのライブのためにNYからやってきた…なんて紹介されているところをみると、もしかしたら、このステージのために出来上がった幻のグループかもしれない。そして、Garry氏は二年前にお亡くなりになっていたんですね。合掌。
このライブ映像は、見ごたえがあると思った。アンジェロの出来栄えは推して知るべしだが、ルドヴィック・ベイエのアコーディオンも、フローラン・ニクレスクのバイオリンも、すごい迫力だ。マーティン・テイラー氏の演奏ははじめて映像でみたけれども、ギターの構え方が琵琶法師みたいだ…。
ところで、この下にある曲目リスト、正確だろうか…? "Clouds"という曲で始まっていると書かれているので"Nuages"かと思って聴いてみたが、どうも違う。もしや、"Clouds"という名曲が別にあるのだろうか。あるいはこのメンバーだれかのオリジナル曲か。うーん、気になる。