忙しすぎて、もはや音楽を探している時間がなかったのが、ふと思い立って愛聴しているPodcastであるTSF JAZZのライブプログラムをあさっていたら、あるジャズフェスを発見した。Le jazz au théâtre de Fontainebleau、フォンテーヌブロー・シアター・ジャズ・フェスティバルといったところか。今年の4月12-14日に開催されたのだが、6人いる出演者ラインナップがなかなか面白いんだこれが。
Norig
Trio Rosenberg
Sébastien Giniaux
Bireli Lagrene
Ambrose Akinmusire
Eric Legnini
ヨーロッパジャズが好きな人は、私も含め、若手トランペッターのアキンムシーレや鉄板の人気を誇るピアニスト、エリック・レニーニに目がいくところだが、それよりも何よりも、出演者の3分の2が、ジプシーやマヌーシュに関連するアーティストである、というところが、マヌーシュ・ジャズ好きの目のつけどころだと思う。
近所にあるサモワのジャンゴフェスに足を運ぶ人は、毎年18,000人だというが、どうやらご近所フォンテーヌブローも、このフェスを全面的にバックアップして、目玉イベントとして盛り上げていく感じかしら。
ファンとしては、よいフェスティバル大歓迎。定着を祈ります。
出演アーティストの情報は、サモワのフェスのページに。音源も試聴可能だ。
1ère édition de JAZZ AU THEATRE - Festival Django Reinhardt
ちなみに、TSF Jazzには、NorigとThe Rosenberg Trioのライブの模様がアップされている。「いそしぎ(The shadow of your smile)」をマヌーシュ・ジャズのグルーブ感で演奏しているのだが、これがいいなぁと思って聴いている。
以下は見つけたライブの風景動画。