ブルターニュ出身らしき若手ギタリスト Gwen Cahueに期待。

Festival Django Reinhardt
そろそろサモワのフェスティバルの時期だ。行く人が本当にうらやましい。
プログラムをみたが、さすがマヌーシュ・ジャズ界最大のフェスだけあって、なにしろ出演者が豪華である。
そんななか、私が最近ちょっと気に入っているギタリストがいる。Gwen Cahueという人だ。プロフィールなどはよくわからないが、デュオや自身のトリオでパリのバーなんかに出ているらしい。あと、20代でブルターニュ出身。ロックなどからこの音楽に魅せられて転向したクチらしい。(もっともオフィシャルのプロフィールではないが)。
というわけで、このGwen氏が昨年のサモワで演奏している風景の動画があった。Gwenは、向かって右でギター弾いている人だ。



すごく肩の力が抜けた雰囲気の中で、恐ろしく高度な演奏をしている。ストロークの力強さが好きだ。
ところで、"le boeuf au camping de samoreau"というのは、ジャンゴフェスの分科会みたいなものなのだろうか。サモローキャンプの牛…?と、そのまま意味をみただけでは、ちょっとわからない。ただ、Boeuf à Samoreauというのが、Gwen Cahueたちのバンドの名前じゃないだろうな、というのが私のみたてなのだが、いつかどこかでこの謎が解ければいいな。
[追記]
Boeufの謎、判明しました。
辞書をひいたら、(話し言葉)ジャズのジャムセッション、という意味があるらしい。つまり、サモローキャンプのジャムセッション、ということね。タイトルにもマッチしているし間違いありません。思い込みって怖いですね。Boeufに他の意味があるとは、思いもよらず、ひとつ勉強になりました。