Tete Montoliu "Recordando a Line"

リネの思い出

リネの思い出


musicircus関係者の皆様(てこのブログはみていないとは思ってこう書いているが)、今年は前半ほとんどCDショップに足を運んでいないため、「2012年に聴いた10枚」は10枚もご紹介できないかもしれない。でも、久々にものすごくハマったアルバムがあるのでここにメモをしておこうと思う。曲だって決まっている。ブロッサム・ディアリーBlossom Dearieが作曲し、1967年に初演したという"Sweet Georgie Fame"だ。

ブロッサムのことはきいたことがあったけれども、てっきり新進ジャズボーカリストかと思っていた…(ジャズの先生方すみません)。テテのことは大好きでよく聴いている。テテのボサノヴァアルバムも秀逸だとは思うが、この曲の魅力には負ける。かわいらしくて、旋律がいちいち素敵なのだ。
この歌のタイトルにあるGeorgie Fameとは、英国で60年代に活躍したシンガソングライターだそう。以下のWebサイトによると、この人もMose Alisonを敬愛していたとか。こうして、よくわからないままライブに行ったアーティストがほんのりとつながりを持って来たりするか、おもしろいものだ。
Georgie Fame / ジョージィ・フェイム [NARDIS・ナルディス]
なんといっても本日ロンドン五輪の閉会式ですから、英国ミュージシャンに思いを馳せる音楽を繰り返し聴き続けるのにうってつけの日、といえるかもしれない。