Je vais bien ne t'en fais pas/Philippe Lioret監督/仏/2006年
「パリ空港の人々」の監督だった、フィリップ・リオレの作品ということで観ることにした映画だ。
Mélanie Laurentが演じるリリがスペイン旅行から戻ってくると、双子で仲良しの兄が家にいない…その不在についての家族の態度が不自然で、リリは精神の安定を損なっていく…そんな彼女が再生するまでの物語がこの映画だ。
リリを支えようとする両親や人々…そして、ミュージシャンであるロイックが彼女のために残した歌、そして友人たち。ある日彼女は意外な事実を知るのだが、真実に至ることができるのだろうか。
リリが病院に入れられた時は、その病院の態勢のひどさにあきれ、恐怖にさいなまれた。ただ、徐々に明らかになってきたその真実は、どうも私には納得がいかないというか不自然なものであった。この映画を観た人はもともと少なそうだが、どういう感想を持つものだろう。
マイ・ファミリー/遠い絆(ユニバーサル・セレクション2008年第11弾)【初DVD化】【初回生産限定】
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ちなみに主役のメラニー・ロランは、なかなかの存在感だ。彼女、フランスでは「となりのトトロ」フランス語版で、サツキの声をやっているらしい。これからも活躍しそうな女優さんだ。