ラトリエ・シャロンヌL'Atelier Charonneは、レストランだけでなく、言わずと知れたマヌーシュ・ジャズの中心地だ。そんなお店が、ついに5周年を迎えた、というわけで、先日、"Les 5 ans de l'Atelier Charonne"というイベントをやったらしい。
豪華な出演者はこんな感じだ。Angelo DebarreにMoreno、Ninine and Rocky Garcia、Boulou & Elios Ferre、Costel Nitescu、Sebastien Giniaux、Samy Daussat、Rodolphe Raffali...。Norigの歌なども加わった3時間のライブの模様がTSF Jazz Liveでフルで聴ける。
ライブの合間には、TSF Jazzのホストがミュージシャンにインタビューをしている。Costel Nitescuがマヌーシュ・ジャズの魅力を話してから、今年の冬に予定しているアルバムの内容を少しだけ話したり、先週訃報が報じられたPatrick Saussoisにささげるとしてフェレ兄弟がメッセージを述べてから演奏をしたりするところに、臨場感を感じる。"Les fils du vent"という、ジャンゴの音楽を継承している人々を扱ったドキュメンタリー映画の話について、監督であるBruno Le Jeanのインタビューも出てくる。ライブの素晴らしさはもちろんだが、音楽だけを聴くつもりが自ずと他の情報も入手できてしまうという、とんでもなく贅沢なラジオ番組であった。
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こちらは、フェレ兄弟による、パトリック・ソーソワへのオマージュ演奏の動画。
豪華ミュージシャンのライブの模様は部分的に動画でも楽しむことができそうだ。
ところでこのラトリエシャロンヌ、Webサイトをみると、2008年4月にオープンした、と書いてある。ということは、まだ5周年じゃないのでは…、とも思ったが、まあいいか、大体ってことで。
Atelier Charonne - Bar - Restaurant - Concerts - Jazz Manouche
