教会でマヌーシュ・ジャズ@Strasbourg (Bluedrag Project)

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教会で聴くものといえば、パイプオルガンや聖歌隊の合唱、あるいはゴスペルというイメージがあるが、マヌーシュ・ジャズの無料コンサートがあったそうな。場所はストラスブールの聖トマス教会だ。ストラスブールの大聖堂ほど大きい観光スポットではないが、モーツァルトが演奏したというオルガンなどもある教会である。そこでマヌーシュ・ジャズのコンサートをやるというのだから、聖堂の町であるストラスブールならではの趣向だなぁと思う。
さて、ストラスブールおよびアルザスは、その土地柄からか、生粋のマヌーシュギタリストがたくさんいる場所だという認識なのだが、この日演奏をしたのはBluedrag Projectという名前のジャズ・マヌーシュ・トリオだ。ストラスブール出身のギタリストマシュー・ビントゥルイMatthieu Binetruyを中心とした3名で構成されている。とにかくマヌーシュ・ジャズが好きで、追及をしたくて、地元で演奏を重ねながら、どのような演奏スタイルが受け入れられるのか研究をしている、という感じが伝わってくる。
ストラスブールを旅した時には、あいにく街中でマヌーシュ・ジャズ演奏風景に巡り合うことはなかったけれども、いつかこういう地元を中心に活躍しているような人たちのライブに出逢えたら嬉しいなぁ。

ところでこの曲、なんだっけ…。