Le Swing Gitano Parisien。パトリック・ソソワのドキュメンタリー(2002年)

パトリック・ソソワPatrick Saussoisは1954年、パリ16区生まれ。2012年9月に亡くなった偉大なる作曲家であるギタリストのパトリックは、バル・ミュゼット"Le Tourbillon"の隣に住んでいた。父親にギターを習い始め、ジャンゴ・ラインハルトに出逢ってその音楽に傾倒していく。マヌーシュ・ジャズがアメリカではなくパリのものだと断言し、バイオリンではなく、敢えてアコーディオン入りの編成にこだわりを見せる。だから、アルマ・シンティALMA SINTIには、Jean-Claude LAUDATというアコーディオニストがいたのだ!
そんな彼の半生、そしてマヌーシュ・ジャズの歴史をつづったのが、この"Le Swing Gitano Parisien"という、Patrick Savey監督によるドキュメンタリーだ。NuagesにDjango's Tiger、それに、パトリックのオリジナル曲を堪能できる。パトリックの人物像なども浮かび上がってくる、素敵な映像だ。

なお、このブログでもパトリック・ソソワのことを何度か取り上げてきたので、こちらにまとめておきたい。
Festival Guitares Au Beffroi 第一回モンルージュ国際ギターフェスティバル開催! - 空間Annex
L'Atelier Charonneの5周年イベント - 空間Annex
パトリック・ソーソワPatrick Saussois逝去との話。 - 空間Annex
ジャズのプロが注目したマヌーシュ・ジャズ・アルバム - 空間Annex
…初期のポストには勘違い情報も入っているかもしれない…。今度精査しておこう。