ジャンゴの魅力に狂った人なら、そんな意味を持つ"Djangofollies"というフェスティバルに興味を持つのは当然のことだろう。1994年、ベルギー人のミュージシャン、Koen De Cauterという人が、ブリュッセルの人々がジャンゴの音楽に対して何の活動もしていないことに疑問を持ったことがきっかけで始まった、ジャンゴ・ラインハルトの生誕を祝うジャズ・フェスティバルだ。
Le Festival Djangofollies(ル・フェスティヴァル・ジャンゴフォリー)、ベルギー全土で今年も開催 - 空間Annex
今年も1/14-31の間、このジャズ・フェスティバルがベルギー国内で開催された模様だ。出演者はどちらかといえば若手が中心。目玉の出演者は、Philip Catherine Quartetだと思われる。
今回見つけたライブ映像がこちら。
Rosenberg & Limberger Family Concert
Wattie Rosenberg(vl.)/Mozes Rosenberg(g)/Joost Zoeteman(g)/Martin Limberger(g)/Jan Limberger(g & Vl.)/Sani van Mullem(b)
ローゼンバーグ家とリンバーガー家が集まった家族バンドとのこと。メンバーをみたところ、ローゼンバーグでもリンバーガーでもない人が二人混ざっていて、気になった。もっとも、Sani van Mullemは、Rosenberg Trioの一部なので、ほぼローゼンバーグ一家のようなものかJoost Zoetemanというギタリストも、きっとLimberger家にとって家族同様の大切な存在なのかもしれない。