Tahiti Festa 2014@お台場ヴィーナスフォート

今はデング熱の地となってしまった代々木公園のハワイアンフェスにて友達のタヒチアンダンスをみて以来、ちょっとタヒチが気になっている。タヒチといえば「ノアノア」という、ポール・ゴーギャンPaul Goganのタヒチ滞在記の本を読んで以来気になる場所だったのだった。すっかり忘れていた、自分が南国好きで島好きである、ということを。

渋谷ハワイアンフェスティバル 2014 - 空間Annex
ノアノア (ちくま学芸文庫)

会場は、いかにもタヒチアンダンサーという感じの方が多かった印象だ。ダンサーの方ってスタイルが良くて美しくて、かつ髪の毛が長くてフワフワしている方が多いので、なんとなく区別がつきやすい。ヒナノビールHinano Beerという地元ビールのアンバー味を片手に、タヒチダンスに没頭した。フラダンスだけじゃない、タヒチアンダンス人口って多いのだね。女性の方が圧倒的に人数も多い。そして、女の子の腰ふりダンスや男の子の足の踊り(両方ともOteaオテアというらしい)が意外に達者でびっくりした。どんな踊りもやはり子どものほうが吸収が早いのかなぁ。成人男性の踊り手さんももっと増えるといいなと思う。達者に踊っていたあの少年、大人になるまで踊りを続けるかなぁ。
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Tahiti Oraという、Heiva i Tahitiという(たぶんダンスの)イベントで優勝したらしいグループのパフォーマンスがみられてよかった。男女合わせて6名で来日していたが、やはり迫力が違う。10月には来日公演もするらしい。

ちなみに、タヒチでは屋台村(あるいは屋台)のことをルロットRoulotteというらしい。さあ、ジャンゴ・ラインハルトDjango Reinhardt、いやマヌーシュ・ジャズ好きならピンとくるはずのこの単語。今もジプシーの人々が移動や生活に使っている、あるいは、ジャンゴが火事に逢ったこともある(!?)、大型トレーラーのことだ。一瞬そのつながりに興奮してしまったけれど、いわゆる屋台に使う商用カーもある意味大型トレーラーだから、ルロットと呼んでも何の違和感もないか…。