- 作者: 連城三紀彦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: 文庫
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話の過程の中で、聡子と幸子の仲や、幸子の派手な男性遍歴、そして桂造にかつて起こったことなどが独白形式で詳らかになっていく。
うわべだけの家族。事件は起こるべくして起こったといえるのだが、その事件をみんな「自分が起こした」と思っている。
話に夢中になってしまい、2日間の空き時間だけで読み終わってしまった。最近小説を読んでいなかったけれども、これぞ小説の威力。
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こうしてみると、けっこう連城作品を読んでいるなぁ、私。