2014年、韓国、ファン・ドンヒョク監督
70歳のマルスンは、性格が災いして決して好かれるタイプではなかった。ある日、「青春写真館」というところで遺影を撮影したら、20歳の自分に若返る。苦労した人生を取り戻すべいく、マルスンはオ・ドゥリという名前で青春を謳歌する。
コメディだと思っていたが、意外なるところで涙腺が崩壊した。そう、彼女が性悪には理由があったのだ。そんなつらい人生であってもなお、彼女は次にまた活きる機会があったとしても同じ人生を歩みたい、というのだ…。コメディとドラマの配分がちょうどよい、いい映画だった。ドゥリを演じた女優さん、シム・ウンギョンのコメディエンヌぶりもこの映画のさわやかさをになっていると思う。
ドゥリの第二の人生はすごくはなやかなりしものだ。あるバンドの歌い手となった彼女のポップチューンがかわいくて気に入った。曲名とかまったく読めないわからないのだけれどもね。
とくに後者の「もう一度だけ~!」とうたっている曲が好きだ。