北ドイツの都市、ヒルデスハイムHildesheimでもジャンゴ・ラインハルトのフェスがあることはどれくらい知られているのだろうか。
実は私もこのブログで取り上げた気分になっていたが、なぜかドラフト状態のままになっていた。文章作成を途中で投げ出しているうちに、フェスが終わってしまったというわけだ…。なんという失態。というわけで改めてここに取り上げたいと思う。
今年2015年は7月10日と11日に行われたこのフェス、今年で第15回目の開催を迎えたそうだ。フェスの目的が「ジャンゴ・ラインハルトの音楽に親しんでもらう」ということだそうで、出演者は主にドイツ各地で活躍するマヌーシュ・ジャズ系ミュージシャンとなっている。
地元ヒルデスハイム出身のギタリスト、クッシ・ワイスKussi Weissもトリオで出演。残念ながらこのフェスでのライブ映像が見つからなかったので、こちらの映像を代わりに観てみた。地元にすごいギタリストがいるな…。
ドイツ外から今年招かれた大物は、オランダのツィガーヌ出身ギタリストロロ・メイヤーLollo Meierとパウルス・シェーファーPaulus Schäfer。
ちなみにロロは、このフェスの10周年の時にもファピ・ラフェルタンFapy Lafertinとコンサートをしたようだ。
イベントの模様は以下の映像で少しわかる。スライドショーのBGMは両方ともNinine Garciaのオリジナル曲で和む。
夏休みちょっと前の、飛行機の価格がまだ高騰する前の時期の開催だから、時期だけはある意味行きやすいフェスティバルともいえるだろうか。