佐渡紀行(4) ~小木港から直江津港へ。本当は鼓童の「佐渡太鼓体験交流館」に行きたかった…。

さぁ、この日は佐渡を出るために小木港へ向かう日だ。相川のホテルから最寄のバス停までホテルの方に送っていただきがてら、佐渡の能の発祥地といわれている相川の、春日神社の能舞台をみせていただく。こちらは、市民の手によって再建されたもので、まだ新しい。今では薪能としてはもちろん、結婚式場としても活用されているそうだ。

今回の旅でも本当は薪能を観たかったのだが、何せバス旅だったこともあり短時間で目的を制覇することができず悔しい思いをした。

春日神社能舞台:佐渡観光協会
佐渡・春日神社能舞台移設実行委員会 −相川・薪能・能楽・イベント−

佐渡とくれば鼓童。太鼓体験もしてみたかったのだが、予約を入れようとしたら、「団体のお客様が入っているので体験はできない」ということで、こちらも敢えなく断念することになった。この鼓童の施設に行くために小木港を使うようにしたんだけれどもなぁ…まあ仕方がないか。これも次回にしよう…。www.kodo.or.jp

というわけで大幅に時間が余ってしまったので、荒れた神社を探索したり。

バスの車窓から田園風景を眺めてみたり。


色々していたら、あっと今に時間が過ぎて、小木港に到着した。佐渡おけさの像はちょっと阿波踊りにみえなくもない。足が意外に上がっていないか。

港にくると、今度は拉致だの不審船だの、不穏な単語をみかけてドキっとする。そういえば某国に拉致された、とかいう話もこのあたりが舞台だっただろうか。

帰りもたくさんのカモメに見守られながら無事出航した。佐渡にやり残したことがありすぎるので、また行きたいと願っている今日この頃。次は車を運転できる人をお誘いするか、自分で運転を鍛えてから行くしかないな。