クロアチアのマヌーシュ・ジャズバンドGadjo Manouche、地元オーケストラと華やかなる共演!

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クロアチアザグレブを拠点にするオーケストラ、ドブロブニク・シンフォニー・オーケストラ(Dubrovačkog simfonijskog orkestra / Dubrovnik Symphony Orchestra / DSO)。1925年設立の名門オーケストラは今年90周年ということで、様々なジャンルのアーティストとの共演を果たした。9月25日はGypsy Jazzの日というのが設定されており、ガッジョ・マヌーシュGadjo Manoucheというグループとオーケストラが共演した。
Gadjo Manoucheは、
2008年2月にクロアチアザグレブで結成されたマヌーシュ・ジャズ・バンドだ。元々はギター2本にコントラバスという編成でスタートしたのだが、その後バイオリンやクラリネットなども加わって、ホットクラブ形式のクインテットでの活動となったらしい。まだ活動暦10年も満たないバンドが名門オーケストラと共演なんて…メンバーはさぞテンションが上がっただろうな。

このオーケストラが運営する動画サイトで、さっそくこのライブの様子がいくつか紹介されていた。
面白いなぁと思ったのが、たとえば、この"Them There Eyes"。なんと、ペール・ギュントの「朝」から入っていくのだ。

確かに、ペール・ギュントのテーマとThem There Eyesは、同じ音を使って始まるんだ! 目からウロコだった。


チェロで始まる"Sweet Georgia Brown"。これも新しい。

他にも動画がいくつかアップされているので、オーケストラとマヌーシュ・ジャズバンドの新たな化学反応を楽しみたい。