マヌーシュ・ジャズ界の異端児ギタリストAurelian Boulyのソウルなレパートリー。

1978年生まれのギタリスト、オレリアン・ブリAurelien Boulyは、2012年に出した"Latin Jazz Manouche Concept"というアルバムで、マヌーシュ・ジャズの新しいレパートリーを提案したことで記憶に新しい。asquita.hatenablog.jp

そんな彼も、気が付けば今年になって"Latin Jazz Manouche Concept 2.0"というアルバムをリリース。ブラジルのギター、カヴァキーニョを取り入れたり、パーカッションでカリビアンな"Douce Ambiance"を演奏したりと、相変わらずラテンなジャズマヌーシュを提案しているようだ。
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こちらは、オレリアンが最近出演したLe Liveという番組にてEarth, Wind & Fireの名曲"September"を披露している映像だ。メンバーは、最新のアルバムにも参加しているギターのStéphane MorinとパーカッションのLester Alonso Vasquezだと思われる。インタビュー付き。

マヌーシュ・ジャズというよりもすっかりファンクな感じだが、元の歌の良さを差し置いても、なんだかいい演奏だなぁと思った。これからも規制の枠にとらわれない素敵なアレンジを期待していたい。