第14回Django @Liberchies、今月末にいよいよ開催! ゆるい記念Tシャツにプリクラも?

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ジャンゴ・ラインハルトにまつわるフェスといえば、ジャンゴが余生を過ごしたというフランスのSamois-sur-Seineで6月に開催される"Festival Django Reinhardt"が有名だが、実はベルギーだってジャンゴゆかりの地であることはどれくらい知られているのだろうか。

ジャンゴ・ラインハルトの生まれたベルギーのリベルシーLiberchiesでは、今年も5月28-29の両日でフェスティバル、"Django @Liberchies"が開催される。サモアのフェスに比べたらぐっと地味だが、地元のマヌーシュ・ジャズを中心に、 セバスチャン・ジニオSébastien Giniaux率いる"Django 53"とサックスのフランク・ウルフFranck Wolfだとか、ブラディ・ウィンテルステインBrady Wintersteinのトリオとバイオリンのマーティン・ウェイスMartin Weissあたりが出演するようだ。マスタークラスは、ジノーの他にスペインのアルベルト・ベーリョAlberto Belloによるクラスが50ユーロで受講できる。規模はサモワのフェスに比べたらかなり小さいけれども、大道芸やギター職人によるブース出展もあり、充実しているようにみえる。Cameravanというプリクラのようなキャラバンも会場にお目見え、らしい。プロモーション映像を発見した。Les Yeux Noirsのギターが少したどたどしいのはご愛嬌か。

もうひとつ気になったのが、2016年のこのフェスのために用意された、ゆるーいジャンゴTシャツ。ジャンゴってカッコよく描かれることが多いと思うが、このイラストの、ちょっと眠たげでな感じはどうなのか。このゆるジャンゴに#BORN IN LIBERCHIES!のタグがついている。そうそう、リベルシーがジャンゴの生まれ故郷であることをもっと宣伝していってほしいところだ。
djangoliberchies.spreadshirt.be

最寄駅は、ブリュッセルリエージュから1時間足らずのところにある、ルートルLuttreという駅。ここからタクシーで10分くらいで会場に到着できそう。土地勘がなくてもどうにかたどり着けそうな距離感。いつか目指してみようかな。