マヌーシュ・ジャズに包まれた極上の夜をパリで。"Soirée Jazz Manouche a L'Olympia"

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10月7日に、"Soirée Jazz Manouche a L'Olympia"というイベントが行われた。会場はパリのオランピア劇場という有名な劇場だというからすごい。主催者は移動遊園地の王様的存在である、あのマルセル・カンピオンMarcel Campionだ。ご存知のとおり自身も大のマヌーシュ・ギターファンで、息子のクリス・カンピオンChriss Campionとの共演歴も多数だ。テレビ出演だってしているくらいの腕前でもある。

このライブの出演者は、サンドロ&パキート・ロリエSandro et Paquito Lorier親子、ヨルギ・ロフラーYorgui Loeffler、ル・シノワLe Chinois(Sébastien Kofmann)、チャボロ・シュミットTchavolo Schmitt、ニニン・ガルシアNinine Garcia、アンジェロ・ドゥバールAngelo Debarre、チャボロ・シュミットTchavolo Schmittなど、マヌーシュ・ジャズ好きには垂涎もののメンバーだ。

こちらは、ヨルギ・ロフラー親子とル・シノワ。ロフラー家はアルザスにおけるマヌーシュ・ジャズの名門として紹介されている。たしかに、アコーディオンのマルセル・ロフラーも親戚筋だものね。

サンドロ&パキート・ロリエ親子も負けていない。


チャボロ発見。音が華やかだなぁ。

エンリコ・マシアスEnrico Maciasというシャンソン歌手やフレンチゴスペルの女王と呼ばれたニコレッタNicolettaという歌手もスペシャルゲストで登場したらしい。会場の空気はジャンゴ・ラインハルト在りし日の空気に包まれたのかもしれない。

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