「酉」が中心の「作り物」展示2017@勝山左義長まつり

作り物とは、生活用品を何かに見立てたアイデア展示のことを指し、各地区に必ず展示されている。その作品説明も詩歌に託されており、これを「書き流し」という。

シンポジウムで「台所用品と工具は絶対に一緒の場にあってはならない」みたいな話があったが、いわれてみれば確かに、台所用品だけで構成されていたりするな。

こちらは、お取り皿ととっくりでつくられた鶏。

こちらも台所用品シリーズかな。鳥を表現しているみたいだ。


傘や扇子で鶏を表現しているのは、どこだろう。

あとは、トランプで鶏を表現している地区があったと思ったが、写真は撮影し忘れてしまった。


私と友人のお気に入りは、この尾長鳥。衣文賭けと置物の端切れでできており、とっても美しい。

まちを歩いていて、子供たちの書初めと見つけた。ほとんどのお題が"春を呼ぶ奇祭"ともいわれる「左義長」に関するものなのに、一人だけ「祝新横綱稀勢の里」と経路が違うことを書いていて、ほほえましい。この子は大物になるかもしれないね。