2012年に、かの地で亡くなったマヌーシュ・ジャズ・ギタリスト、ミト・ロフラーMito Loefflerを偲んで始まったマヌーシュ・ジャズのフェスティバル、"Jazz manouche à Zillisheim"。6回目となる今年は地元のコンサート会場"Salle Polyvalente"で6月16日~18日の3日間にわたって行われたようだ。
ロッキー・グリセットRocky Gressetは、16日のライブと17日のマスタークラスを担当。アンジェロ・ドゥバールAngelo Debarreやギスモ・グラフ・トリオGismo Graf Trioといったベテラン勢や、若手で勢いのあるサンドロ・ロリエSandro Lorierやニッショ・ラインハルトNitcho Reinhardt、そして、シェリー・ラインハルトCherry Reinhardtという気になる苗字の人も登場する。
シェリーは、アルザスのリンゴ・ロリエRingo Lorierの息子で、アルザスの音楽一家出身。2014年にこのフェスで行われた若手タレントコンクールにて、2位を受賞した経験があるらしい。こうして育った才能がメインアクトとしてフェスに出てくるというのは、いい循環だと思う。
なかなかかの地にいくのは難しいので、動画で雰囲気を楽しみたい。
昨年の様子はこちらをどうぞ。
asquita.hatenablog.jp