草津温泉素泊まり旅 3 DAYS ~草津節+草津湯もみ歌


草津温泉は温度が高いからこそ、「湯もみ」という、お湯を板でかき混ぜてお湯の温度を適温にするという文化がある。その時に歌われているのが、草津の民謡だ。「草津節」「草津湯もみ唄」「草津小唄」の3曲があるらしい。地元民の中では、「草津節」と「草津湯もみ唄」が一般的な呼び方と逆転しているというようなこともあり、素人は混乱してしまうだろうが、合いの手で区別するのがよい、という。「チョイナチョイナ/ドッコイショ」が草津節、「ヨホホイ」が草津湯もみ唄、そして「ヨイトサノサ」が草津小唄という具合だ。

草津
手元の民謡解説本によれば、この曲は「時間湯」という草津独特の入浴法で歌われていた曲らしい。原曲は、鹿児島灘の沿岸で大正七年以降に歌われていた「げんたか節」ですって。草津で朝8時に街中に響き渡るチャイムが、この曲だったなぁ。

げんたか節はこれなんだが、うーん、ルーツといわれてもよくわかりません…

草津湯もみ唄
別名「草津ヨホホイ」。こちらの元唄は、西国方面の船唄(商船学校の学生唄)が変化したもので、銚子の方からきた客が伝えたとか…

草津小唄

湯もみ唄、草津小唄の2曲は、中山晋平が作曲しているようだが、私の本には、「草津節」「湯もみ唄」が、地元の民謡詩人、平井晩村の作だと書いてある。真実はいかに。

街中の湯畑のすぐ近くにある「熱乃湯」で湯もみショーをやっていて、600円でみられる。SETの俳優さんが司会をして盛り上げてくれるし、湯もみ体験も可能。湯もみガールズが踊りも披露してくれて、サプライズもあり。楽しかった。

こちらにも解説があります!
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