永遠のパフォーマー、歌手としてのパク・ジニョン(박진영)

ピ(Rain)、2PM、GOT7、TWICE、ITZYといった、私でも知っているような有名韓国アーティストを世に送り出した音楽プロデューサー、パク・ジニョン(박진영/J.Y. Park)。先日、やけに踊りがなめらかなことに気がついて調べてみたら、実は自身も踊れるシンガソングライターとして曲を出しているのね。ただし、自身はデビューしてすぐに売れっ子になったわけではなく、デビュー当初は売れず、バックダンサーをしながら音楽理論等を勉強し、音楽プロデューサーとして花開いたという感じかな。

今もガールズグループプロジェクトNizi Project参加しているようだし十分忙しいだろうに、いまだに自分の曲を出して、しかも自ら軽やかに踊っていることに驚いてしまった。
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2019年にリリースされたのが、アルバム「Fever」。タイトル曲のPVに出演しているのは、「パラサイト~半地下の家族」やドラマ「完璧な妻」にも出演していたチョ・ヨジョン조여정だ!


"24/34"というアルバムに収録されている"Who's your mama?"の冒頭部分の音なんて、マイケル・ジャクソンの"Bad"ではないか。洋楽に多く影響されているんだろうなぁ。

私が最近気に入っているのがこの曲だ。 "You're the one(너 뿐이야)" 。元々若手がカバーしたことで注目されているのか、たまたま曲の存在を知ったが、パク・ジニョンの原曲の方がずっと切なくてかっこいい。

きっと振り付けにもこだわったのだろう、自ら振り付け指導動画だってアップしている。

皮肉なことに、歌手としてのパク・ジニョンは、日本でどこまで知名度があるかわからない。まあ、紅白に出るほどではないだろう。たまたまプロデューサーとして色々なアーティストの成功に貢献し続けているけれど、彼がやりたいことはあくまでも自らのアーティスト活動だろうに違いない。夢を追い続けるその姿勢に敬服した。これからも動向、見守っています!