International Jazz Day (国際ジャズデイ2020)、UNESCO版

ちょうど2013年、International Jazz DayのGolden Weekにフランスのパリに遊びに行っていた関係で、現地でライブを見まくっていた。当時のジャズデイは、どの町中のジャズクラブでも有名ミュージシャンが次から次へと無料ライブをしていた。事前登録をしてあったので、腕にまいたパスをみせるとどこでも入れるし、中継なんかもしていて…あれはよかった。というわけで、以来この日のことはつねに意識している。

ただ、今年はなんだかんだでみんなが家にいるし、大型ライブなどは望めない状況だろう。そこで、日本では、ブルーノート東京が「JAZZ AUDITORIA in WATERRAS(ジャズ オーディトリア イン ワテラス)」をオンラインで開催してくれたようだ。ありがたい。
jazzauditoria.com

私はブラジル音楽好きなので、Marcos Valle、Joyce、Ivan Lins等を楽しませていただいた。生で観る好きなアーティストのライブはまた格別だ。リクエストを聞いてくれるかもしれないのだよ!

でも、国際ジャズデイの本番は、日本時間の5月1日。日本が夜中の間に、欧州~米国も4月30日を迎え、色々なライブが開催されたようだ。こちらがオフィシャルのUNESCOイベントだ。世界に名だたるアーティストたちがリモート参加+過去のライブ映像を交えて行ったらしい。司会進行は、このイベントを提唱したハービー・ハンコックだ。これこれ! ちゃんと生で観られなかった人のために、動画が観られるようになっている。

Kirk Whalumのライブのように、「連続ストリーミングライブをやる」といいながらなぜかみられなくなったり(ちなみにYouTubeからは消えたが、本人のサイトではストリーミングが継続しているので、ぜひどうぞ)、アップロードがうまくいかずに後日アップしたEliane Eliasのような事例も。(ちなみにイリアーヌも、Facebookにライブをアップロードしてくれているので、視聴できます)というわけで、急なことでストリーミングのアクシデントがありつつも、ミュージシャンとして私たち聴衆を家にいながら楽しませてくれるその精神に感謝をしたい。