[離島めぐり2022]波照間島3時間滞在旅のお作法 from 石垣島

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今年は離島に行く機会が増えそうなので、「離島めぐり」ということでメモをしておこうと思う。先日、石垣島に行く機会があった。すでに石垣島は何度か観光しているので、今回はまだ行っていない離島を攻めることにした。ちなみに、昨年石垣島から行ったのは、「竹富島」と「西表島」の二つ。両方とも日帰りでの旅だった。
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今回目指すのは「波照間島」。日本最南端で、石垣島の離島ターミナルからは高速船で90分ほどの所要時間だ。今回は、朝一番の船で波照間に行き、3時間ちょっと滞在してそのまま島間航路をいく船に13:15に飛び乗り、島めぐりをしてそのまま石垣島から空港に直行するというハードスケジュール。ミスがあったら飛行機に乗り遅れる、という緊張感があった。
波照間島行きの船は、「安栄観光」のみ。現在はこのような時刻表になっているが、最新情報は都度乗り場できいたほうが良さそうだ。私は前日の夕方にとりあえず行きの船だけは予約しておいた。帰りのアイランドホッピング(島めぐり)コースは予約ができず「オープンチケット」だった。
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3時間という短期滞在だったが学びがあったので、基本的なお作法をメモしておこうと思う。

1. 島に着いたら、すぐに自転車か何か乗り物をゲット。できれば電動機付きを!
波照間の港に到着すると、港の駐車場には旅館のお迎えに混じって、レンタサイクルショップの人々が手にボードを持って立っている。私はそのうちの一人に声をかけたところ、「うちは普通の自転車しかない」と断られてしまった。「普通の自転車で島内をまわるのは厳しい」というレンタルやさんの意見を尊重し、電動機付き自転車が貸せる状況の人を探しあてた。天気が悪くて雨が降っていたので、電動機付き自転車をレンタルできたおかげでストレス少なく島内をめぐることができた。
ちなみに港から徒歩距離にもレンタサイクル屋はたくさん存在するので、どこで借りてもいいと思う。とにかく「徒歩で観光しよう」という考えは捨てた方がいい、と思った。
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2.  地図アプリ必須(なのは方向音痴のせいかもしれないが)
レンタサイクルショップでは地図をもらえるのだが、行く方向を定めるのに時間がかかった。そもそも、集落から「波照間一周道路」まで、距離がけっこうあるのだ。また、案内看板も非常に少ない上に、ざっくりしている。ちなみに竹富島は、レンタサイクル屋の概要説明をきいてメイン通りさえ把握すれば、あとは看板に従って走っていれば問題なく全観光地を制覇できた。対する波照間島は、そんなに単純ではない、という印象を持った。地図アプリの利用は強くお勧めしたい。

ゆるい看板をご紹介。わかりやすくはない…
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こちらのタイプの看板がもっとたくさんあると、目的地までの距離感がわかっていいのだが。
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3. 売店も食堂もトイレも集落で!
波照間一周道路沿いには、飲食できる場所は見当たらないので、集落である程度時間をとることをお勧めしたい。私が行った3月末はオフシーズンのせいか、売店は12時〜14時までクローズしていた。短時間旅で何か購入したいのならば、自転車を借りたらすぐに売店に行くか、港の待合所の売店を狙うのがいいだろう。

4. 帰りの船に絶対に乗りたいなら、早めに並ぶべし
自転車は12:40分くらいに返却し、12:45分くらいには港に連れて行かれた。すでにチケット買っているし、やることないなぁ...と思っていたが、13:15分の船が到着する20分前くらいに並んでおいたのが、結果的に良かったと思う。なぜなら、私のチケットはオープンだったので、必ず船に乗れる保証がなかったから。おまけに、週末だったせいか船のキャパに対してかなり多くの人が乗船待ちをしており、安栄観光の担当者が何度も何度も並んでいる人をカウント。挙句、船から降りてきた島民らしき人が、これから石垣に向かうらしい知り合いに「こりゃ乗れないかもしれん」と耳打ちしているのもきこえたのだ。こんな状況にもかかわらずぎりぎり乗船できたのは本当に運がよかった。でも、本来の島旅は、余裕を持ったスケジューリングが基本だな、と思ったのだった。
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あとで知ったのだが、波照間島行きの船は欠航する率が3割とも5割ともいわれているらしい。4月4日の運行状況をみてみたら....私がのったあの船も欠航しているではないか。
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自分がいかに無謀な旅をしたのか、後になって思い知ったのであった。お作法だけでだいぶ文字数をとってしまったので、今日はここまで。次回は滞在時間をどのように過ごしたのかを紹介したい。