[島旅2022]「大島」観光は長期滞在がおすすめ。バーベキューと亀老山展望台。あとはのんびり。

本来、しまなみ街道は自転車旅をするところだと聞く。しかしこちとらペーパードライバーなので、公共交通機関に頼るほかない。今回は松山から大島に行く際、高速バスで行くはずだったのに、ちょっと松山で遊び過ぎてしまったのでタクシーで行くハメに...松山駅から大島までは、だいたい5,000前後+橋の通行量往復1,800円分をみておけば十分だと思われる。高速バスの本数は都合いい時間にはないので、しまなみ街道を公共交通機関で旅したい方は十分気をつけていただきたい。

今回の大島では、「千年松」という宿に宿泊した。
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この宿、何が素晴らしいってプライベートビーチがあることだろう。来島海峡が目の前に広がり、大型船から小型漁船までが目の前を行き交う風景がある。ぼーっとするのに最適な環境だ。確認はしていないものの、海水浴もできるのではないか。敷地内にバーベキュー施設もあるので、1日のんびりできること請け合いだ。穏やかな瀬戸内の海は、リラックス効果もあるのではないだろうか。よく眠ることができた。おまけに、宿で出てくる魚料理はどれも最高。ぜひ長期滞在をお試しいただきたい。

さて、怠惰な旅とはいえ、ひとつだけやってみたいことがあった。それは「亀老山展望台」というところに登ること。あっちこっちで「絶景ポイント」という記載を見るので、ぜひ一度行ってみたかったのだ。
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とりあえず、宿の人に「道の駅よしうみいきいき館」まで車で送っていただき、タクシーを予約。3,000円で、展望台まで連れていっていただき、かつ30分現地で待っていただいてから道の駅に送り届けてもらえる。


いいカメラを持っていかなかったことを公開するくらい、素晴らしい場所だった。来島海峡大橋という美しい斜張橋の下を、大きな船が航行していくのを眺めるだけであっという間に時間が過ぎていく。

ふもとの売店では、「藻塩アイス」が有名らしい。タクシーの運転手さん一押しだったので、思わず買ってしまった。

眺めはもちろんのこと、展望台も建築物としてすごくかっこいいと思ったら隈研吾が手がけたときき、納得。
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戻ってきた道の駅よしうみいきいき館では、お刺身やバーベキューが楽しめる。海鮮が豊富なのは予想の範囲内だが、お肉やソーセージも準備してあるのがいい。私たちは、ウマヅラハギと伊勢海老の刺身をオーダーし、それをつまみながら野菜や貝類を焼いて楽しんだ。伊勢海老は、そのアラを使ってお味噌汁を作る、という更なる楽しみがついてきた。えびみそまで楽しめて最高。

道の駅で海の幸を堪能してからは、おとなしく宿に帰ってのんびり過ごすことにした。読書をして、海を眺めて、ぼーっとする。瀬戸内海の波は穏やかなので、その波の音だけでよく眠れそうな感じ。

旅を企画した当初は、しまなみ海道のアイランドホッピングを目論んでいたが、今回の旅では結局大島の南半分で過ごすだけで満足してしまった。今治への戻りは大島の友浦港から芸予汽船で船旅をすることに。

港は周りに何もないところだった。切符を買って、船が来るのをひたすら待つ。

上から眺めていた来島海峡大橋を横目に眺めながらのクルーズはいいリフレッシュになった。

【公式】芸予汽船株式会社

また行きたいなぁ。今度はサイクリングかな…。