私は動物園を自ら見つけて通うほどの動物好きではないが、旭山動物園だけは一度行ってみたいと思っていた。この動物園の名前をきいて真っ先に思い浮かぶのが「行動展示」という、動物本来の能力を間近で見るための展示方法のことだった。どうしても昨年末に生まれたばかりのシロクマの赤ちゃんをみたいと願っていた友達に誘われて、旭山動物公園に行くことになったのであった。お目当ては、昨年12月に生まれたばかりのシロクマの赤ちゃん。
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動物園に着いてから、フラミンゴのおりをのぞいたあと、まずは動物たちの餌やり時間(もぐもぐタイム)をチェックしペンギンのお食事タイムを見学することに。餌への向き合い方が可愛すぎる。
早寝な猛獣を見て...
人気者のレッサーパンダや...
ひぐま
(写真は撮れなかったが)有名なアザラシが行き交う円筒型の水槽もみた。
人気のシロクマは、はじめ見に行った時は親子で寝ていて動きがなかったので何度か訪問。3度目にやっと活発に動く姿をみることができた。
キリンもいたなぁ。
オラウータンはかなり近くでみることができたし、手ながざるは檻の中を自由に動いていて、みていて飽きなかった。
でも、一番衝撃的だったのは「死」に関する展示。手書きの模造紙に書かれた動物たちとの死への向き合い方を読みながら、思わず涙してしまった。言われてみればこの動物園、亡くなった動物についても檻の前に表示「喪中」表示がしてあるのだ。
素朴な動物園なのだが、檻の前にある解説を読むだけでも勉強になり、楽しかった。動物園がこんなに楽しいと思ったのはこれが初めてかもしれない。
そんな動物園をもっと堪能するためにおすすめの宿が、星野リゾート系列のホテル「OMO旭川」だ。旭山動物園をテーマにした客室を準備しており、私たちはペンギンルームに泊まった。
とにかくペンギンづくしで、テンションがあがることこの上ない。
ホテルの下にあるサウナにも動物のぬいぐるみがたくさん置いてあって、このホテルが旭山動物園推しであることがよくわかった。このホテルに泊まったおかげで、ペンギンの種類がやたらよく理解できたことを考えると、動物園前夜は動物をテーマにした客室に宿泊してみる、というのもいいね。